水と土の芸術祭2018「地震ポスター展」
会場:中之口先人館先人館ギャラリー
会期:2018.8.18(土) -9.30(日)
am9:00-pm4:30/入場無料
休館日:月曜(祝日又は振替休日の場合は翌日)
イベント: 8月25日(土) pm2:00-3:00作品解説秋山孝ほか
出展者:秋山孝、高橋庸平、堀池真美、柏大輔、たかだみつみ、大町駿介、鷲尾恵一、橋村実里
信越本線、上越線の交わる宮内駅前で商売をしていた父が、新潟市で地震災害が起きたため、我が家のトラックで「水」を容器に入れて運ぼうとする姿を鮮明に記憶しています。それは1964年6月16日の新潟地震(M7.5)の記憶で、ぼくが上組小学校6年生(12歳)でした。それから目白(東京)近くの町で2005年6月17日夕方6時過ぎに鰻重を食べてるとき、大きな新潟県中越地震(M7)がありました。それらが藝術を使い記録する「多摩美術大学地震ポスター支援プロジェクト」の始まりで、すでに15年目になりました。この間、シンポジウムを開催したり国内外で展覧会などをすることによって、その意義や地震、災害などを深く研究することになりました。終わり
のないプロジェクトになったのです。今回の「水と土の芸術祭」に参加できることは、新たな展開が期待できます。それは「水と土」という命題から導き出された魅力的な「藝術と生活」を中之口先人館で共存できるからです
秋山孝
多摩美術大学教授、秋山孝ポスター美術館長岡·館長
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