デザイン物産展ニッポン
デザイン物産展ニッポン

デザイン物産展ニッポン

ものづくり大国、日本。積み重なる歴史の中で、わたしたちは自分たちが作り出した「もの」で、自分たちらしさを感じてきました。グローバルに物事が激動する中でも、わたしたちはものを作り出しています。そして、多くの作り手がそんな時代の中で強く感じていること。それは「日本らしいものづくりをしているか」ということではないかと、思うのです。この展覧会は、わたしたち日本をつくる47の個性から、5つのデザインピースを抜き出して大きな場に広げてみるという試みです。昔からある伝統的工芸をひとつ。そうした流れにデザインを取り入れて新しくしたものがひとつ、と。デザインというフィルターを通して、47都道府県が自分たちらしさを持っているか、また、ひとつひとつの場所で日本らしさをどう表現しているかを、物産展のスタイルを引用したこの企画展を通じて感じて頂けたらと思います。デザインが個性を表現する素敵な方法だとしたら、いま、わたしたちの国、日本はどんな状態なのでしょう。そして、わたしたちが明日に生み出すものたちが、日本らしさを意識したすばらしいものであって欲しいと願うのです。

展覧会コミッショナー ナガオカケンメイ

詳細情報

会期:2008年8月27日(水) — 9月1日(月)
会場:松屋銀座8階 大催場
入場料:一般800円・高大生600円
主催:日本デザインコミッティー
コミッショナー:ナガオカケンメイ
会場構成:隈 研吾
協力:アマナグループ、有限会社3KG、株式会社タグチ、D&DEPARTMENT PROJECT、富士フィルム イメージング株式会社、Re:S

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