イームズ・デザイン展

東京都美術館で大々的に行われた2001年に行われたイームズの展示フライヤー。

50年代に画期的な家具のデザインをし、その後は、建築、映画制作、写真、グラフィックデザインなど、輝かしいミッドセンチュリーの時代を作ったイームズ。そんなイームズの作品を振り返るフライヤーのデザインにはどんな特徴があったのだろう。

カラフルな配色とタイポグラフィ

カラフルな配色でレイアウトされ、フォントと椅子のシルエットが合わさったタイポグラフィが新鮮で目を惹く。タイポグラフィは色数を多く使いつつも、モノクロ写真の上に配置することで互いの要素がバッティングすることなく自然に配置され、イームズのポップな雰囲気を上手くフライヤーで表現している。顔の部分には文字を乗せずに空間を作り、イームズ夫妻の笑顔を出すという、計算され尽くしたレイアウト。イームズチェアからとったカラフルな色味も相まって、イームズの世界観が色濃く反映された名作フライヤー。

アートディレクションはグルーヴィジョンズ。

今も当時も、第一線で活躍するデザイン集団。配色のポップさや軽やかさはグルーヴィジョンズらしいテイストを出している。その軽やかさが今も愛されるイームズの雰囲気と調和。ミッドセンチュリーの歴史と現代のポップ感が共存するビジュアルとなった。

展示会の詳細情報

無造作に束ねられた紙·ちょっとした自然の産物·偶然見かけて手に入れた品々 チャールズとレイは、あらゆるものに対してつねに称賛の心をもち、それらを自らの世界に取り入れ、デザインし、人々の生活を豊かにすることに積極的に関わりつづけてきたといえるでしょう。この並はずれた感性と表現力をもつカップルは、アメリカが生んだ20世紀の偉大なデザイナーとして世界的にその名が知られることとなります。1945年に発表された「合板ラウンジチェア(LCW)」をはじめとするイームズ夫妻の新しいアイディアと技術によって創り出された椅子のシリーズは、人々の「モダン」に対する大きな関心を呼び起こしました。機能と美しいフォルムを兼ねそなえたイームズの椅子や家具、革新的な 築物は、1950年代を代表するアメリカのモダン デザインとして、世界のデザインと建築に大きな影響を与えました。さらに彼らの業績はそこにとどまることなく、様々な視点と関心をもってとられた映画や、斬新な展覧会の構想と展示法、おもちゃの考案など、ある時は科学者、またある時は教育者のように、その創造性をあますところなく広げます。つきることのない彼らの好奇心と探求心が人々に与えてきた感動は、今日でも多くの人々の発想の源とな新しい感動を生みだしています。
約250点の家具プロダクト、約20本の映画そして多数の資料写真などによってイームズ夫妻とイームズ·オフィスの開績を本格的に紹介する本展は、長らく待ち望まれていた日本初の大規模な展覧会であり、イームズ·デザインの魅力とモダン·デザインの原点をあらためて見直す絶好の機会となるでしょう。
主催:東京都美術館、読売新聞社

YEAR
2001
GENRE
デザイン・アート
SIZE
A4
TASTE
ポップ
COLOR
COLORFUL

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