中村至男展
シンプルで明快、そしてフラットな形と色面のデザインが印象的な中村至男。
ソニー・ミュージックエンタテインメント在籍中(1990-1997)に、同社からデビューした明和電機の一連のグラフィックを手がけ、世の中に鮮烈な印象を与えました。さらに、PlayStationゲーム「I.Q」、NHKみんなのうた「テトペッテンソン」、「勝手に広告」など、佐藤雅彦氏と組んだプロジェクトの数々をはじめ、日本科学未来館コンセプトブック、雑誌「広告批評」(1999)、21_21 DESIGN SIGHT「単位展」のメインビジュアルを手がけるなど、グラフィックデザイナーとして独自のスタンスで活動を続けています。
そして近年、初めての絵本『どっとこ どうぶつえん』が、イタリアのボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞を受賞。優れた絵本の作り手として高く評価され、「みること」「わかること」の楽しさを、世界中の子どもたちに届けています。
中村至男の初めての個展となる本展では、新作に加え、これまでまとめて見ることのなかった25年を超えるデザインワークを一挙にご紹介します。1990年代から今に至るまで、中村作品が持つユニークな強さと、コンセプチュアルかつナンセンスな世界を、ぜひ会場でお楽しみください。
会期:2017.1.13 金 – 2.16 木
時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料
主催:クリエイションギャラリーG8
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