ロストロストロスト ジョナス・メカス追悼上映
黒背景に白抜きのゴシック体で「LOST LOST LOST」が力強く、骨太な印象を与えている。作家のドラマチックな人生が投影されたような印象のタイポグラフィ。
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“わたしたちの仕事、つまり現状において一番重要な仕事は、自分自身だ。私たちこそが全てに対する基準なのだ。そして私たちの生み出すものや芸術の美しさは、私たち自身の美しさ、魂の美しさに比例する。” −ジョナス・メカス
2019年1月23日、映画作家・詩人、アメリカのカウンターカルチャーの英雄ジョナス・メカスが亡くなった。ソ連とナチスに故郷リトアニアを追われ、アメリカに亡命したメカスは、言葉の通じないその地で16ミリカメラを手に入れ、やがて“本物”の映画を撮るための練習として、日々の出来事のスケッチとしてそのカメラで少しずつ撮影を積み重ねていった・・・。絶望の中、新たな土地に必死に根を張り、改めて記憶を紡ぎなおそうとする難民、メカスの試み、そして育ちつつある50年代ニューヨークのカウンターカルチャーが描かれる。日記映画の金字塔『ロスト ロスト ロスト』、初の日本語字幕付きで上映。
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