揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに フライヤー1

揺らぐ近代: 日本画と洋画のはざまに
MODERN ART IN WANDERINGS
In Between the Japanese – and Western -style Paintings


「この絵、日本画なの、洋画なの?」という疑問を感じたこと、ありませんか。

そもそも、日本画ってなに?洋画ってなに?

簡単なようで、簡単でないのがこの問いです。
この展覧会は、私たちからみなさまへの問いかけでもあります。つまり近代日本
美術最大の謎にチャレンジしていただくことが狙いなのです。そのためのヒントとして用意したのは、日本画と洋画の「はざま」にある不思議な作品や、日本画家とも洋画家とも呼ばれた作家たちがのこした作品です。
まずは、日本画と洋画の始まりとして狩野芳崖(かのう ほうがい)、高橋由一(ゆいち)の作品からこの謎を解き起こします。
そして、その後の明治期の画家たちの多くが、日本画と洋画のはざまを揺れ動きながら制作してきたことをご紹介いたします。明治から昭和にいたる、教科書には書かれなかったもうひとつの美術史を実体験していただくことで、謎は解けるのか、あるいは闇の中なのか。案内役は芳崖、由一の他に横山大観、黒田清輝、藤田嗣治、岸田劉生らそうそうたる作家たちです。
ボストン美術館収蔵以来、本邦初公開となる作品4点も加え、全国から集められ
た約150点で構成されるこの展覧会で、近代が揺らぎます。

会場:東京国立近代美術館 企画展ギャラリー(1階)

会期:2006年11月7日(火)~2006年12月24日(日)

主催:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館
協力:JAL


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