毛利悠子ただし抵抗はあるものとする

Yuko Mohri: Assume That There Is Friction and Resistance
毛利悠子は、展示空間全体を作品に変える〈インスタレーションという手法で創作活動を行なってきました。その作品はハタキやスプーン、空き缶など、私たちが日常生活で目にするものを使い、電気や磁力、空気の動きなど、普段は目に見えないエネルギーの存在を明るみに出します。不思議な動きを見せる毛利の作品に接すると、まるでモノたちが、生き物のように呼吸をしているような -時には人間を超越した大きなカがそのモノたちに触れているような、そんな感覚に陥ります。
毛利は今回、アンモナイトからケーブルのより線など、さまざまなレベルで見られる渦や回転、あるいは螺旋の運動からインスピレーションを得て音響を使った大規模な新作彫刻を展示します。それは天体の運行という大きな力や、社会が大きく動いていく時の様相をも象徴的に表わしています。他にも、映像、版画、そして現場の中に即興で生み出されるインスタレーションを通し、国内外で多くの観客を魅了してきた毛利悠子の芸術世界をご覧いただきます。

会期・日時:2018年10月27日(土) – 2019年3月24日(日)
会場:十和田市現代美術館
十和田市 商店街
主催:十和田市現代美術館
助成:公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
機材協力:フォスター電機株式会社
後援:東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、十和田市教育委員会
キュレーター:金澤 韻(かなざわ こだま)

YEAR
2018
GENRE
デザイン・アート
SIZE
A4
TASTE
シュール
COLOR
BLUE

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トマ@トマ