カンディンスキー展
ワシリー·カンディンスキー(1866 1944)は20世紀を代表する画家のひとりであり、その鮮烈な色彩とファンタジーに富んだ形の世界は時を越えて私たちを魅了します。東京国立近代美術館の創立50年の年に開催されるこの展覧会は、カンディンスキーがミュンヘンとモスクワを舞台に、徐々に抽象絵画の道へと踏み込んでいった1900年から1920年までの期間に焦点をあて、激動するヨーロッパを背景にした彼の絵画のスリリングな変貌と、画面の端々にまでみなぎる生き生きとした力を体感していただこうとするものです。
本展では、カンディンスキー芸術の集大成(コンポジション>シリーズの頂点をなすくコンポジションVI》 (1913年、エルミタージュ美術匍と(コンポジションVII》 (1913年、トレチャコフ美術館)の大作をはじめ、そのほとんどが日本初公開となるロシア連邦と旧ソ連諸国の美術館の所蔵作品70余点を展観いたします歓喜に満ちたカンディンスキーの絵画
の世界を、増改築を経て新しくなった会場でお楽しみください。
主催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション
後援:外務省、文化庁、ロシア連邦大使館 ほか
協力:アエロフロート・ロシア航空、フィンランド航空、日本航空
会期・会場:平成14年3月26日(火)~ 5月26日(日)
東京国立近代美術館
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