中村芳中 光琳に憧れた上方文人
秋季特別展 琳派展
「中村芳中 ―光琳に憧れた上方文人―」
中村芳中(?〜一八一九) は大坂を中心に活躍した琳派の絵師として知られています。尾形光琳を慕って『光琳画譜』を刊行したほか、琳派が得意とした「たらしこみ」を駆使した温かみのある作品を描きました。
本展はユーモア溢れる芳中の画風を琳派の系譜としてとらえるとともに、芳中の幅広い活動と人物像にも迫る初の展覧会となります。
琳派シリーズ第六弾となるこの秋は、ほのぼの琳派”がテーマです。個性豊かな芳中、また宗達、光琳、乾山らのユニークな作品を通して琳派の新しい魅力に触れていただければ幸いです。
平成十五年九月二十七日(土)〜十二月二十一日(日)
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