シリーズ【ことぜん】Vol.1
どん底 [新訳上演]
作:マクシム・ゴーリキー
翻訳:安達紀子
演出:五戸真理枝
出演:立川三貴 廣田高志 高橋紀恵 瀧内公美 泉関奈津子 堀 文明 小豆畑雅一 伊原 農 鈴木亜希子 谷山知宏 釆澤靖起 長本批呂士 クリスタル真希 永田 涼 福本鴻介 原金太郎 山野史人
シリーズ「ことぜん」の第一弾。一個人と全体を考えるシリーズ。
小川芸術監督第2シーズンの幕開けを飾るシリーズの第一弾です。「ことぜん」とは個人と国家、個人と社会構造、個人と集団の持つイデオロギーなど、「一人の人間と一つの集合体」の関係をテーマとしています。この『どん底』では文学座の新鋭演出家、五戸真理枝が本作に「社会と人間」というテーマを見出し、新しい視点でその本質を捉えます。若い感性で描く21世紀の『どん底』にご期待ください。
Story
20世紀初頭のロシア。社会の底辺に暮らす人々が集う木賃宿。様々な職業の人間が暮らしている。商売道具の手入れをする者、まだ寝ぼけまなこの者、病に臥せっている者、そして他愛もない無駄話に興じている者。また、きょう一日が始まったのだ。そんな折、巡礼者ルカが新しい住人となる。男は事あるごとに、住人に「説教」を垂れる。虚実判然としないその「説教」は彼らの福音となるのか、或いは絶望をもたらすのか。やがて、住人たちの間に些細な軋轢が生まれ、ひとつの事件が起こる…。
余談
今回のフライヤーですが、管理人がTwitterで「このフライヤー欲しいなぁ」とつぶやいた所、またしてもArt Museum Flyer Collectionさんがフライヤーを提供してくれました。いつもいつもありがとうございます!
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