けものがれ、俺らの猿と
廃屋寸前の家に住む、廃人寸前の脚本家の男の前に、突如、降って湧いたようなアヤシゲな映画の脚本依頼。マトモな人生を取り戻すべく、その依頼を引き受けたときから、男の不遇
な旅ははじまった。行く先々に現れるシュールな人々、奇怪な出来事。冗談なのか、夢なのか。俺がいったい、何をした!?
どいつもこいつも、なめやがって!!!!!!!
町田康ワールドをミュージック·クリップ界の旗手 須永秀明が映像化!
昨年『きれぎれ』で、めでたく芥川賞き受賞した町田康原作によるこの作品を、独自の感覚と解釈で映像化したのは、新世代の映像作家として、最も期待されている須永秀明。これまで、Dragon Ash、スガシカオ、GRAPEVINE等のミュージック·ヴィデオ·クリップき手がけてきたが、映画としては、これが初監督作品となる。音楽を中心に、映像のイマジネーションを展開してきた須永ならではの、クールで、ドライヴ感溢れる独特のカメラワークは、町田康の風流かつアバンギャルドな文体の世界を飛び出して新たなヴィジュアルの異空間へと、我々を連れ去るだろう。
監督:
須永秀明
プロデューサー小澤俊晴
長谷川真澄
平田樹彦
小掠悟
キャスト:
永瀬正敏
鳥肌実
降谷建志
車だん吉
ムッシュかまやつ
配給:メディア・スーツ
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