中山岩太 私は美しいものが好きだ。

兵庫県ゆかりの写真家である中山岩太(1895-1949)は、日本の芸術写真の地位を確立した写真家のひとりです。
福岡·柳川に生まれた中山は、1915 (大正4)年、東京美術学校(現在の東京藝術大学)に新設された臨時写真科に入学し、同校卒業後はニューヨークやパリなど海外で写真の研鑽を積むとともに、当時の欧米の最先端の美術運動を経験しました。帰国後は芦屋は拠点とし、「芦屋カメラクラブ」を創設し新興写真のジャンルで活躍するとともに、神戸大丸で写真スタジオを開設、ポートレイト写真の名手としてその名を知られました。また、コマーシャル写真や観光写真、スタジオ写真の分野でも、日本の写真史に残る先鋭的な表現を多く残しました。本展では、中山岩太の業績の二部構成によって振り返ります。

第1部 甦る中山岩太-モダニズムの光と影
いわゆる白黒写真庖指す「銀塩写真」の技法を、歴史的遺産として後世にどのように伝えるかということに着目し、中山岩太の会と芦屋市立美術博物館が中心となって調査·研究してきた「残されたガラス乾板」から新たにプリントを制作し、展示します。
第2部 レトロ·モダン 神戸-中山岩太たちが遺した戦前の神戸
中山が神戸をテーマとして撮影したヴィンテージプリントを、その撮影地を可能な限りたどりながらさまざまな資料とあわせて展示し、戦前のモダン都市神戸の姿を検証します。また、当時の神戸をテーマとしたほかの作家による作品、当時作成された資料や映像を紹介することで、懐かしき神戸風景を再構成します。

会期:2010年4月17日(土)-5月30日(日)
休館日:月曜日(ただし、5月3日(月・祝)は開館・5月6日(木)は休館)
開館時間:午前10時-午後6時(金・土曜日は夜間開館・午後8時まで) 入場は閉館30分前まで

主催:兵庫県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会
特別協力:中山岩太の会、東京都写真美術館、芦屋市立美術博物館、ラボテイク
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷
協力:神戸市立博物館

似たテイストのデザイン

建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの

「エレクトラ」elektra

KARL HYDE “What’s going on in your Head when you’re Dancing ?”

BOOM BOOM SATELLITES UMBRA