山口県立萩美術館 開館15周年記念 浮世絵 名品300選
当館は平成8年(1996)の開館から15周年を迎えました。これを記念して、収蔵する浮世絵版画約5,200点のなかから、開館設立のもととなりました浦上敏朗氏の寄贈品を
中心に厳選した、名品300点を150点ずつ前期·後期に分けて展観します。菱川師宣に始まる墨摺絵から、紅絵、漆絵、紅摺絵の初期浮世絵の時代。錦絵創始期の鈴木春信から、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽が活躍した黄金時代の美人画や役者絵の作品。そして、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳など、後期浮世絵時代の代表的なテーマとなった風景画や武者絵の作品から、文明開化を描いた明治の浮世絵まで。①初期浮世絵、②錦絵創始期、③黄金時代、④後期浮世絵、⑤幕末·明治期の5つの時代に分けて、200年にわたって発展した浮世絵版画の歴史を紹介します。開館以来これほどの作品数を展観するのは初めてのことであり、浮世絵の愛好家のみならず、多くの方々にとっても、浮世絵版画の精華を心行くまでご堪能いただける、またとない機会といえます。
山口県立萩美術館·浦上記念館本館1.2階展示室
月曜日(ただし、10月10日[月·祝]は開館します)
観覧料 一般1000円(800円) 70歳以上の方·学生
18歳以下の方、および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する生徒は無料です。
※普通展示(陶芸館展示室)をご覧になる場合、別途観覧料(300円)が必要です。
※前売券は、ローソンチケットおよび県内プレイガイドでお求めになれます。
浮世絵名品300選実行委員会
(山口県立萩美術館·浦上記念館、朝日新聞社、yab山口朝日放送)
主催:後援:萩市 協力· エフエム山口 協賛 : Cross Land.
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