巨匠 デ・キリコ展
巨匠 デ・キリコ展
Giorgio de Chirico
Gli ideali dell’Est
デ·キリコ財団所蔵品より、初出品を含む後期代表作を展観
ジョルジョ·デ·キリコの50年にわたる画業をたどる。
イタリアが生んだ20世紀最大の画家、ジョルジョ·デ·キリコ(1888一1978年)は、1912年、サロソ·ドートンヌに初出品した折、「若い世代の最も驚くべき画家」と詩人アポリネールに賞賛されて、形而上絵画と呼ばれる独自の世界を確立しました。その不思議な記憶の世界は、若きシュー
しレアリストたちに大きな啓示を与えることになる一方、1920年頃からルネッサンスの巨匠たちの作品を模写し、晩年に至るまでその成果を作品化することに腐心しました。さらに、1960年代以降、デ·キリコは進歩への絶えることのない渇望をもちつつ創作を続け、再び新形而上絵画(ネオ·メタフィジカ)として、メタフィジカの主題が甦ります。
本展は、ジョルジョ·エ·イーザ·デ·キリコ財団の全面協力のもと、同コレクションより選び抜いた新形而上絵画、古典的写実絵画の油彩を中心に、素描、彫刻を含めて110余点で構成するものでデ·キリコ芸術の真髄にふれる絶好の機会となるでしょう。
横尾忠則氏ギャラリートーク
デザイナー、画家としてご活躍中の横尾忠則氏がキリコについて語ります。
10月8日(土)午後2時より予定
大丸ミュージアム·東京内 ※ご参加いただくには、展覧会の入場券が必要です。
2005年10月6日(木)-25日(火)
大丸ミュージアム·東京[12階]
会期中無休 入場時間/午前10時→午後7時30分(8時閉場)
※最終日は午後5時まで(5時30分閉場)
入場料:一般900円(700円)、大高生700円( 500円)
※( )内は前売および団体10名様以上の料金。中学生以下は無料。
主催:NHKフロモーション·産経新聞社、ジョルジョ·エ·イーザ·デ·キリコ財団
後援:イタリア大使館、NHK、サンケイスポーツ、タ刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、サンケイリビング新聞社
協力:Alitalia。企画協力/ツルモトルーム
監修:Jole de Sanna Paolo Picozza
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