ミュシャ展 ーアール・ヌーヴォーの華 ー

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末のコーロッパにおいて流行した「アール・ヌーヴォー」の代表的な画家、デザイナーとして知られています。
現在のチェコ共和国に生まれ、幼いころより絵を描き続け、近隣の領主エゴン伯爵にその才能を認められ、1887年、伯爵の援助を受けてパリに美術留学しました。しかし、1889年、突如、援助を打ち切られたために、挿絵などを描いて生計を立てざるを得なくなりました。
転機となったのは1894年の暮れ。大女優サラ・ベルナールが主演を務める公演《ジスモンダ》のポスターを手掛け、爆発的な人気を博し、ミュシャは無名の挿絵画家から、一気にデザイナー界のスターヘと駆け上がりました。
ミュシャの描く異国情緒あふれる麗しい女性像、植物をモチーフとした曲線や文様の装飾などは「ミュシャ・スタイル」と呼ばれ、アール・ヌーヴォーの代表的な作例となり、今なお多くの人を魅了し続けています。本展では、代表作≪ジスモンダ≫をはじめ、ポスターや装飾パネル、本の挿絵、ポストカード、祖国チェコで手掛けた切手や紙幣など約400点を展示し、ミュシャの制作活動の全容を紹介します。

会場:浦添市美術館
会期:2018年3月17日(土)~5月6日(日)
9:30~17:00(最終入場は16:30まで)
(※金曜日は19時まで開館/最終入場18:30)

主催:琉球新報社
共催:浦添市教育委員会
後援:チェコ共和国大使館/チェコセンター/沖縄県/浦添市/NHK沖縄放送局/沖縄テレビ放送/ラジオ沖縄/エフエム沖縄/沖縄ケーブルネットワーク
協力:OZAWAコレクション/OGATAコレクション/琉球海運
企画協力:文化企画
問い合わせ:琉球新報社営業局 098-865-5200

YEAR
2018
GENRE
デザイン・アート
SIZE
A4
TASTE
エレガント
COLOR
BROWN

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