シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展

ブラック·ベア、ミッフィー、そのシンプルの正体とは?
絵本「ミッフィー」(うさこちゃん)シリーズで知られ、2017年2月に惜しまれながら亡くなったオランダ人絵本作家、ディック.ブルーナ。グラフィックデザイナーとしての顔ももつブルーナは、ペーパーバックシリーズ「ブラック·ベア」を代表とする温かみのある名作を数多く残してきました。作品に共通する特徴は「シンプル」であること。余分なものを極力削ぎ落としつつ、独自のユーモアや情感を織り込む「シンプルさ」が常に作品に潜んでいます。
本展ではこれまでの作品を振り返り、200冊を超えるペーパバック、約40点のデザイン原画やスケッチ、ミッフィーやボリスなどの絵本原画約30点にポスターの複製などを加えた約500点を展示し、ブルーナの「シンプル」を紹介します。また、「シンプルの明日」というテーマで、日本のデザイン界で活躍する気鋭の4組(KlGI/groovisions/中村至男/ミントデザインズ)が、グラフィック、プロダクト、ファッションなどのジャンルで、ブルーナ作品からインスピレーションを受けた新作を発表します。作品を際立たせる「シンプル」の正体とは何か、本展でその魅力に迫ってみてください。

主催:三菱地所、三菱地所アルティアム、西日本新聞社
共催:朝日新聞社
後援:福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団
企画協力:ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv、ブルーシープ、松屋
協力:福音館書店

YEAR
2018
GENRE
デザイン・アート
SIZE
A4
TASTE
イラスト
COLOR
YELLOW

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