横山大観 その心と芸術
横山大観は茨城県の水戸に生まれ、明治22年(1889)に東京美術学校(現・東京藝術大学)の第一回生として入学、校長の岡倉天心らの指導を受け、明治29年(1896)には同校の助教授になりました。天心が学校を追われると他の教職員と同調し、天心らと日本美術院を創設します。大和絵から琳派、水墨画などの伝統的技法を継承しながら独自の絵画世界を築き、名作を次々と発表、昭和12年(1937)には、第1回の文化勲章を受章し、昭和33年(1958)2月、90歳で世を去りました。
東京国立博物館では、約40年ぶりの大観展です。横山大観の心と芸術の奥行きを存分にご堪能下さい。
会場:東京国立博物館
会期:2002年2月19日(火)~3月24日(日)
主催:東京国立博物館、朝日新聞社
後援:日本美術院、東京都教育委員会
協力:横山大観記念館
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