Une Femme est Une Femme

ゴダールファン待望の劇場公開!!
女は女である
Une Femme est Une Femme
「女は女であることを証明しながら映画は映画であることも証明してみせる」という「きわめて心をそそる試み」だったとゴダールは語る。
女は、もちろんアンナ·カリーナ。赤ちゃんがほしい、すぐにもつくってほしい、24時間以内にっくってくれなきゃいやと不意に駄々をこねるように言いだして、巴里の屋根の下に同棲中の未来の夫(ジャン=クロード·ブリアリ)に可愛らしく迫る というのが戦略でもある女らしい女である。「タマゴは半熟がいいな」と男が言うと、やさしく「いいわ。でも、その前に赤ちゃんをつくって」といった調子だ。ところが、1個しか残ってなかった貴重なタマゴを落として割ってしまう。「笑うべきか、泣くべきか」。おまけに-彼女は外国人なので-フランス語のRの発音がうまくできない。「どうしていつも苦しむのは女のほうなの」。男は、もちろん、とても彼女を愛していて、いまは共稼ぎのふたりだが、もう少し経済的に余裕ができたら結婚して2年後ぐらいには子供をつくってもいいと思う。女はそれを我慢できない。あなたがだめなら、ほかの誰の子でもいいと言う。男も痩せ我慢を張ってかまわない、やれるならやってみろと言う。そして、ここに、親友の妻に恋をする男(ジャン=ポール·ベルモンド)がいる。その名もアルフレッド·ルビッチ。

監督·脚本:ジャン=リュック·ゴダール
原案:ジュヌヴィエーヴ·クリュー
撮影:ラウル·クタール
音楽:ミシェル·ルグラン
美術:ベルナール·エヴァン/
録音:ギ·ヴィレット/編集:アニュス·ギュモ
出演:アンナ·カリーナ(アンジェラ·レカミエ)、ジャン=クロード·ブリアリ(エミール·レカミエ).
ジャン=ポール·ベルモンド(アルフレッド·ルビッチ)、マリー·デュボワ(アンジェラの女友達).
ンヌ·モロー(バーの女=本人)、カトリーヌ·ド·モンジョ(売店の少女)
製作:ジョルジュ·ド·ボールガール、カロル·ポンティン3
特別協賛:(社)全国信用金庫協会
1961年/フランス=イタリア合作/ 84分/35ミリ/イーストマンカラー/フランスコープ/配給:ザジフィルムズ

ぼくにとってゴダールは、革命、青春、人生、死、車、サングラス、政治、海、爆発、女性、路上、モノクロ、映画
原色、街灯、空、街頭、マオ、ペンキ、コート、赤、音楽、青、要するに全てだった。RYUICHI SAKAMOTO

YEAR
1999
GENRE
映画
SIZE
B5
TASTE
スタイリッシュ
COLOR
RED

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